HATCHWORK

GROWTH STRATEGY

月極駐車場の価値を見直し、
価値を高められる事業モデルへ

わたしたちの中核事業に位置付けている「月極イノベーション事業」は、従来の月極駐車場のアナログな問合せ・契約・運用などの一連のビジネスフローを見直し、オーナー様・管理会社様、利用者様の手間や非効率を解消する「月極駐車場DX」を推進することで、月極駐車場の利用価値を最大化する事業です。

当初は月極駐車場のポータルサイト運営(「アットパーキング」)によるデータの集約の一方、管理会社様向けの月極駐車場オンライン管理支援サービス(「アットパーキングクラウド」)を提供することに推移し、契約のオンライン化やデータのリアルタイム運用など、デジタル化を市場全体に波及させる効果を担っています。

これらの取組が進むことで、将来的には月極駐車場のビジネスモデルの革新や、一層利用価値を高めた月極駐車場におけるサービス拡充や利用促進を図ってまいります。

車離れが叫ばれる今も、
自動車保有台数は増加基調に

若い人々を中心に「車離れ」についての報道なども盛んになされていますが、実は、国内自動車保有台数は依然として増加傾向にあります。

今後、保管場所の需要についても急激に減少することは考えづらいことから、この「車の保管場所」というマーケットは、需要が一定数確保できるものと考えています。

保管場所という
市場の大きさこそが、
成長余地そのもの

車両保有台数およそ6,195万台分 だけ保管場所(≒駐車場)が必要であり、自己敷地とそれ以外(月極駐車場含む)に大別されます。

月極駐車場数の公的データは存在しませんが、総務省統計局 平成30年住宅・土地統計調査にある「建て方別住宅数 」を参考とし、保管場所のうち共同住宅と同程度の比率で月極駐車場は存在すると考えられます。また共同住宅、つまりマンション等の集合住宅の駐車場についても管理業務の効率化やコスト面から、当社のターゲット領域となりえると考えています。

土地の有効活用の観点から月極駐車場が新たに創設されるケースもあり、国内自動車保有台数の増減とは必ずしも連動しないことも、この市場の大きなポイントだと考えます。