株式会社ハッチ・ワークは、2024年3月、株式会社東京証券取引所グロース市場に上場いたしました。
平素より皆様から格別のご理解そしてご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

日本中に隠れていた大きな市場を発見

私たちハッチ・ワークは、世の中でまだ知られていない価値に光を当てるイノベーターとして、新しい価値を能動的に創造し続けていく個と組織になるべく立ち上がり、余剰となっている企業の会議室をシェアリングするなど、新たな価値を作ってまいりました。そして、まだ見出されていない市場として月極駐車場に着目しました。
日本国内には自家用車保有台数6,195万台分※１の膨大な「車置き場」があり、その一部である月極駐車場は全国に存在する膨大な資産でありながら、「車置き場」以外の利用がなされてきませんでした。イノベーションが起きておらず眠っていた月極駐車場のＤＸは、まさに見えない新大陸（市場）の発見です。

「ホテルを予約するように」～探し方・契約方法を変える

私たちは2018年に月極駐車場のＤＸ・クラウド管理にチャレンジし、月極駐車場の契約がホテルを予約するようにすべてがスマートフォンで完結する世界観を目指しました。
こうして生まれた「アットパーキングクラウド」は、探し方や契約方法はもとより管理方法さえも変えるイノベーションを起こし、クラウド管理された月極駐車場のネットワークが全国に広がっています。月極駐車場のナンバーワン・カンパニーになることでモビリティ革命の一翼を担い、日本そして世界へ価値を提供します。

月極駐車場の再定義「FIRST ONE MILE STATION」構想

100年に一度と言われるモビリティ革命の中で、EVの次は何が来るのでしょうか。マイクロモビリティは普及し、ドローンは実用化され、自動運転もいずれ当たり前になるでしょう。自動車メーカーは多用途モビリティを開発し、都市実験を行っています。新たなモビリティが、物販やサービス提供のために皆さんの自宅近くにやって来る日も近いことでしょう。
私たちは、生活に隣接するエリア「FIRST ONE MILE」にある月極駐車場を再定義することで、各種の拠点「STATION」となりえる全国ネットワークを構築いたします。ここに、モビリティを活用したサービスプロバイダが集まり、新たな経済圏を創るプラットフォームの確立を目指します。

「アットパーキングクラウド」によりネットワーク化された月極駐車場が、気づけば社会に無くてはならない生活基盤となり、そこからまた新たなサービスが生まれることで、より豊かな社会が実現します。

株主・投資家の皆さまにおかれましては、今後とも当社へのより一層のご指導・ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

*１　一般財団法人 自動車検査登録情報協会　（自家用車保有台数61,953,135台：2023年3月時点）

「FIRST ONE MILE STATION」構想